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テコンドーを深く知る!当教室の方針・昇級審査・今後の展望

テコンドーという名前は聞いたことがあっても、実際にどんな武道かはよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

また、お子さんに武道を習わせたいと考えている親御さんの中には、一般的な空手などの厳しい武道教室の雰囲気が苦手な方もいらっしゃると思います。

もし 護身術を覚えたい、強くなりたいけどフルコンタクト組手は怖いし痛いので避けたい と考えている方がいれば、ぜひこの記事をご覧ください。


テコンドーの伝統と進化

テコンドーは日本の伝統空手が韓国にて韓国空手として広まった後、それを教える伝統9大道場から生まれ、韓国国技として進化してきました。

テコンドーと命名したのは9大道場の一つ吾道館館長であったチェ・ホンヒ氏ですが、朝鮮半島が南北に分裂したことで韓国WTテコンドーと、チェ・ホンヒ氏のITFテコンドーの2つに分かれ、その理論もフォームも技名も異なっています。

また韓国WTテコンドー内でも、各伝統道場ごとに技のフォームや技名に違いがあり、さらにスポーツとしての普及を目指したため伝統を重視する武道スタイルと近代オリンピックテコンドーのスポーツスタイルが存在します。

以上の背景事情により、テコンドーでは韓国の高段位の師範が指導する内容や指導本にも違いや変化が見られることがあります。

実際
・指導者ごとに教える内容が違う
・技のフォームや名前、ポイントが異なる
・本や動画で紹介されている内容が異なる
といった違いが生じており、時には「どちらが正しいの?」と迷ったり、混乱してしまうこともあります。

そのため韓国の国技院(テコンドーを統括する国家機関)では、テコンドーの共通化を進めています。

しかしまだ完全に共通化しているわけではないため、テコンドーの習得には体の柔軟さだけでなく、頭の柔軟さも求められます。


当教室の基本方針

当教室では、以下の方針を大切にしています。

・昇級審査では、国技院の公式動画を教科書として基準にしています。

・昇級審査以外の練習では、多様性を尊重し、「正しい」や「良い」といった考え方に固執しません。

なぜなら、「これが正しい」と主張することが、他の方法を「間違い」としてしまい、争いの原因になることを避けたいからです。

また、「正しさ」や「良い悪い」は、何を基準にするか、何を優先するかによって変わるものです。
どのレベルで何を求めるか、どこまで厳しく、あるいは優しくするかは、教室や指導者によって異なります。

さらに、教室ごとに、また同じ教室でも指導者ごとに「これだけはこうしたい」というこだわりがあるものです。

こうした違いを理解していただくことで、より良い練習ができると信じています。

なお、当教室のこだわりは
「カッコいい蹴り技のマスター」
で映画、ドラマ、漫画、ゲームに出てくるような見た目のカッコ良さやフォームを重視しています^^

そして技術的には
・武道としての伝統テコンドースタイル
・スポーツとしての近代オリンピックテコンドースタイル
どちらもバランス良く練習しています。

当教室ではこのようなこだわりを持ちながらも、
多様性を尊重し、それを心の育成の機会にしています。


当教室の今後の展望について

当教室では、今後も他教室の先生をお招きして合同練習を行ったり、他の道場との交流を深める機会を作りたいと考えています。

さらには親団体の教室と合同で、全世界から生徒が集まる韓国のテコンドー道場の合宿セミナーに参加もできたら良いなと考えています。
(世界情勢と希望者の数によっては早ければ来年夏から選択肢になります。)

そのためにも、こうした背景や当教室の方針、考え方を理解していただけると嬉しいです^^


当教室の昇級・昇段審査について

当教室では最初の9級色帯も大切にしており、キッズでもサービス的にばら撒くようなことはしていません。
なぜなら昇級審査を通して努力と準備の大切さを学び、審査の合格が将来の自信の拠り所になるようにと考えているからです。
※ただし、審査を厳しくして「落とす」ことが目的ではなく、十分な実力が身に付いてから受験できるようなアプローチを取っています。

また、一般的な審査項目であるフルコンタクトの組手は内容を変え、レベルに応じてミット組手、寸止めのステップ組手などにアレンジしています。その分、蹴りのフォームや型動作に関しては基準を厳しくしています。

こうして、当教室の昇級審査の内容や色帯の生徒さんたちの実力が認められたからこそ、春日井教室では普段の教室内で、指導員を審査官として昇級審査を実施できています。
ちなみに、チョン・コンホ師範からは、私の一つ下の段位である3段までは同様に昇段審査をしても良いとの許可をいただいています。

そして、先日8月12日にチョン・コンホ師範による特別クラスが開催されましたが、その後、春日井教室の生徒さんが帯の色以上の実力を持っているとお褒めの言葉をいただきました^^

キッズクラスでは冗談交じりに
「色帯には2種類ある。カッコいい色帯か、残念な色帯か」
という話をしましたが、今回みんなが「カッコいい色帯だ!」と認められ、私も本当に嬉しく思っています^^

補足となりますが、当教室ではその人なりの努力を公平に評価するようにしています。
今の時代、お子さんには色々な事情をお持ちのケースもありますので、そういったことにも配慮しています。

また今の世の中、必ず一定の否定的なコメントや評価がついたりしますが、そんな時に、自分なりのできる限りの努力をしていれば、そういったネガティブな声が心に響くことなく、影響も受けづらくなります。

さらに人は自分にとって大事な人、子どもなら親御さんから認められ褒められることが心を強くします。
当教室のテコンドークラスがその一助になれば良いなと考えています。


生徒さんへの期待

色帯の生徒さんたちは、自分の帯に自信を持ち、誇りに思ってほしいです。

そして、後輩たちには、先輩たちが築き上げた「カッコイイ色帯」を目指して頑張ってほしいと思っています^^


体験レッスンのご案内

もし当教室に少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひ体験レッスンをお申し込みください。

体験レッスンは、ホームページのお問い合わせフォーム

テコンドー春日井教室体験レッスンバナー大

LINE

どちらも 24時間受付中 です。お気軽にご予約いただけます!


最後に

当教室ではテコンドーという武道を通して心技体バランス良く成長させることを目指しています。クラスでの練習や各種活動を通じて、生徒一人一人が成長できる環境を提供していますので、安心してご参加ください。

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