習い事教室が突然閉鎖?代表が急にいなくなったら、前払いの費用はどうなるの?!
月謝を払ったのに教室がなくなったら…?テコンドーアクションアカデミーではそんな“もしも”に備えた制度、あります
習い事の教室が突然閉まったり、先生が急にいなくなったりしたら…前払いしたお金ってどうなるの?
今回の記事では日本の習い事教室の多くがどのようになっているのか、また当教室が生徒さんご家族さんに安心して通っていただけるためにどのような仕組みをつくって備えているのかをお伝えします。
習い事の「前払い月謝」って、返ってくると思っていませんか?
習い事や塾などに通っていると、月謝を前払いしていることってよくありますよね。
でも実は、教室が突然なくなったり、先生がいなくなった場合、そのお金が返ってこないことが多いのをご存じでしょうか?
過去には、大手の英会話教室や学習塾が倒産してしまい、前払いしたお金が返金されなかったという事例も多数あります。
中には何十万円、何百万円の年間前払い金が一銭も戻ってこなくて泣き寝入りという悲惨なニュースもありました。
倒産・夜逃げ・突然の病気…何があるか分からない時代
法人でも個人でも、教室が倒産した場合、返金は「一般債権」として扱われるため、ほとんど返ってこないのが現実です。
さらに、個人の教室では、破産手続きを取らずに突然閉鎖されることもあり、先生と連絡が取れなくなってしまう…なんてケースも珍しくありません。
実は、明確なルールを設けている教室はほとんどありません
こうした「もしもの事態」に備えた返金制度について、きちんと明記している教室は、全国的に見てもほとんどないのが実情です。
英会話スクールや学習塾、エステなど高額な費用がかかる所は、「特定継続的役務提供」の対象なので途中解約時の精算返金については明示するのが義務ですが、倒産時や代表がいなくなって連絡が取れなくなったという場合の規定までは書かれていないのです。
それに月謝がそもそも比較的少額な武道教室や習い事教室などでは、こういう明文化された規約がなかったり、いざという時の制度が整えられていないまま運営されていることが多いのです。
でも、当教室はきちんと制度を整えています
私たちのテコンドー教室では、通常の退会時の月謝の精算についても、ホームページや事前同意書にてルールを明記しています。
⇒Q&A 「退会するにはどうしたら良いでしょうか?」
それに加えて、「代表が万が一亡くなった場合」についても、前払い月謝の返金がきちんと行われるよう制度化しました。
返金の流れもシンプルで安心です
代表がもしものことになった場合でも、あらかじめ指定された「遺言執行人」が責任をもって返金対応を行います。
執行人の情報(氏名・連絡先メールアドレスなど)は、生徒さん・ご家族専用のLINEグループ内にてご案内しています。
また、実際の返金手続きの流れや委任契約書(電子署名済み)についても、LINEグループからダウンロードしてご確認いただけるようにしています。
▼返金の基本的な流れ:
- LINEノートにある「月謝管理帳」のスクリーンショットを撮影
- 執行人宛にメールで画像と振込先口座を送信
- 指定口座に返金(※一部の銀行は振込手数料がかかる場合あり)
このように、できるだけシンプルで、確実な仕組みを用意しています。
将来もずっと安心して通ってほしいから
今後は後継者の育成も視野に入れており、必要に応じて複数の遺言執行人を設定し、災害などのリスクにも備えていきたいと考えています。
大切なお金と時間を預かる教室として、「安心して通える教室」だと感じてもらえるように、これからも取り組みを続けていきます。
最後に
子どもの習い事を選ぶとき、ついレッスン内容や料金に目が行きがちですが、
いざという時の備えがあるかどうかも、実はとても大事なポイントです。
当教室は、目に見えない部分も誠実に整えています。
不安なこと、気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね!
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