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【子どもの武道教室探し】武道でもブラックな所は存在します!ブラック道場には気を付けて!

もし今現在、

・子どもに武道を習わせることを検討中

・子どもにどんな武道が合うか知りたい

・子どもの武道教室選びで失敗したくない

という方は少し長いですが、こちらの記事もご覧ください。

武道教室と習い事教室の違いとは?子どもに武道を習わせる時の注意点

生徒さんが80人以上通い、大会上位入賞者を多数輩出しているテコンドー教室を10年以上運営するベテランの凄腕師範から

「的確に現状を捉えられていると思いました!」

とコメントいただいた記事です^^

昭和の時代は体罰やスパルタも普通のことでブラックという感覚がなかった

昭和の時代の体罰やスポ根を経験してきた親御さん達の中には、自分の子どにはそういう非科学的で理不尽なものを経験させたくないと思われる方が一定数いらっしゃいます。

例えば、私自身、昔の小学生時代の体育の授業を思い出すと、

・真夏で汗だくだくでも授業中は水を飲むな!

と指導されましたし、

・頬をひっぱたくビンタなどの体罰も普通

幼稚園の時ですら、

・厳しい年輩の先生は幼児に体罰をふるい

特に私はその年輩の女性の先生に目をつけられていたので、よく殴られ、泣くと、腕をつかまれ洗濯機の所まで引っ張られ、顔を洗えと動いている洗濯機の中に顔をつっこまされ、頭を押さえつけられたりもしました。(^^;

今なら幼児虐待だとLINEニュースやYAHOOニュースなどネットニュースになったり、SNSで晒され拡散される案件かもしれませんが、当時はしつけ、教育として社会的に通用していたと思います。

ちなみに隣のクラスの担任はおっとりした若い優しい女性の先生で、手を出さないのはもちろん、大きな声を出したり怒ることすら見たことがないです。

今でいう担任ガチャですね(笑)

私はこの時世の中は公平ではなく理不尽であることに気づきました(^^;

それが今の時代では、小学校でも熱中症対策で全クラス冷房完備ですし、水を飲むな!と指導して、万が一熱中症になって倒れたら責任追及され、ニュースになり、慰謝料請求の訴訟問題に発展する可能性があります。

体罰も社会的に許容されなくなってきていると感じます。

現代の若い親御さんには、昭和の時代特有の雰囲気や感覚も想像しにくいと思いますので、もう少し補足します。

昭和時代は、水飲むなも体罰も本当に普通だったと思います。

夏の炎天下での体育や校庭での整列静聴の時に体の弱い子が体調を崩したり、倒れたりすることも珍しいことではなかったと思います。

そしてそれは学校の配慮不足とはならず、体調を崩すのは精神がたるんでいる、倒れるのは体がひ弱と解釈されていました。

また小学校低学年の小さな子どもに対して男性の先生が頬が赤くなるほどビンタしたり、頭を叩くという体罰も日々発生する日常シーンの一つでした。

というか当時は某ヨットスクールの厳しい体罰が賞賛され、社会的に推奨すらされていた時代です。

体罰で怪我をしても、指導に熱が入った、の言い訳で済みましたし、逆に教育熱心な熱血先生と好意的にすら解釈されていたと思います。

余談ですが、本当に厳しいというか、当時の感覚でもヤバいと思うのは、ダウンタウンの浜田雅功氏が通っていた高校です。

名前を出すのもアレなのでご興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

午前4時に絶叫、流血しながら素手でトイレ磨き…三重県の「超スパルタ高校」卒業生が告白する「狂気の日々」

個人的には現代の少年院より厳しい、というか少年院の方が人権にも配慮されている印象を受けます。

<少年院での一日の生活>

なぜこんな前置きを書いたかといいますと、武道教室を運営する人や指導者達はそういう時代を経験してきており、それを子どもの教育には良いことだと思っている方もいるということを知っていただきたかったからです。

学校での教育に限らず、スポーツの世界でも、武道の世界でも、本当に色々な思想、価値観があるのです。

ブラックな環境にいる人はそれがブラックと気づかない、気づいていても抜け出せない精神状態になっている

これだけネットやSNSが発達し、少し検索するだけで情報がすぐに手に入る現代でも、

「それはヤバいでしょ!まともじゃない!」

というブラック臭、DQN臭がする所はいくらでも存在しています。

例えば、ブラック企業って名指しされ、行政から処分を受け、全国法人リストのブラック企業リストに載っている企業も、知ってか知らずか求職者が来ているから存続しているわけです。

もちろんブラック企業リストに載っていても今は改善されている可能性ももしかしたらあるかもしれません。

ただ企業の風土、文化、体質とかは、人の性格と同じで、なかなか変わらないものであり、良い方に変わることはあまり期待しない方が良いだろうな、と個人的には思っています。

そして国の行政機関が監視する企業ですらブラックな所がこれだけあるということは、行政機関が監視していない武道の道場や教室では、もっとブラックな所があると容易に推測できます。

さらに問題なのは、それがブラックだと気づけなかったり、気づいても抜け出せない状態になっていたりすることです。

そもそも何をブラックと感じるか?

どの程度からブラックと感じるか?

は人によって思想が異なりますし、感じ方には個人差があります。

実際、前述のダウンタウンの浜田雅功氏が通っていた常軌を逸したスパルタ高校も口コミを見ますと、卒業者の中には、それが良かったと感謝している方も少数いらっしゃいます。(思想教育の賜物かもしれません。)

ちなみに昔よくニュースになっていたカルト教団など宗教組織も、一般人の感覚からしたら

「これはおかしい!騙されてる!洗脳されてる!」

ということでも、本人はまったくそう思っておらず、全てを好意的に解釈して嬉々としていたりします。

現代でもホストにハマって貢いでいる女性、水商売の女性にハマっている真面目な男性、投資詐欺にひっかかっている人の精神状態は似たものがあると思います。

そして一度そういう洗脳状態になったら、認知科学者で何冊も本を書いている脱洗脳研究者の苫米地 英人博士でもなかなか完全には洗脳を解くことが難しいと聞きます。

ということでこれは武道的な考え方ですが、

「常に自分の状態(体、心)を客観視すること」

こういう習慣を持つことを個人的にはお勧めします。

テコンドー指導者仲間から聞いた驚きのブラック道場!

さて、ここからは私が個人的にブラックだと感じる武道教室について書かせていただきます。

ちなみにこれは人聞きの話ですが、テコンドーでもブラックな所はあるようです。

例えば

・気に入らない生徒は何度審査を受けても不合格にして黒帯に昇段させない

・生徒に無償で宣伝のビラ配りをさせる

・プライベートレッスンを取るように圧をかけ月8万~10万の月謝を徴収

など私の感覚ではブラックだなぁ、と感じます。

ちなみにそういう所はGOOGLEの口コミで怒りの星1つのレビューが付き悪評が広まるんじゃないかと思ったのですが、どうやらそういう口コミがつくとGOOGLEの登録自体をやめるようです。(^^;

つまり低評価の口コミがある所に気をつけるのはもちろんのこと、GOOGLEへの登録がない所にも気を付けた方が良いということですね。

フルコン空手指導者から聞いたとあるスパルタな空手道場の話

これはフルコンタクト空手の指導者から聞いた話ですが、道場の中で、

・言うことを聞かない子

には

「組手指導の時に少しキツめに打撃を効かせて体で分からせる」

そうです。

また、

・生意気な子

・ふざけたり調子にのっている子

「指導者ではなく、怖い先輩達が組手練習の際にボコボコにして、これまた体で分からせる」

そうです。

これはその程度にもよりますが、個人的にはブラックとまでは感じませんでした。

なぜなら、フルコンタクト空手の試合に出れば、子どもでもお互いが相手をKOしようと本気で全力の打撃をたたきこむわけです。

ローキックを食らえば太ももにアザができ、数日から数週間はしゃがむことが難しく、足を引きずり和式便所を使うことが難しくなることもあります。

ボディへのパンチも肋骨に当たれば骨は鍛えられないのでベテラン選手でもヒビが入ったり、骨折することもあります。

そのため、

・打撲を受けてもアザのできない打撲耐性の強い肉体に改造すること

・打撃を受ける時に効かせられないように打点や角度をずらすこと

・多少の打撃をくらってもひるまず、くじけずの強靭な精神を持つこと

・自分よりガタイが良く、実力が上の格上の相手にも臆さず(ビビらず)戦えるように慣れること

は、フルコンタクト空手の組手で強くなり、大会で上位入賞するには必須なことと言えます。

そのためには普段の道場内の組手練習で、そういう経験を積むことが不可避です。

それを考えると上述のことはブラックではなく、指導の一環、練習の一環として捉えることもできます。

実際、そうやって自分より強い人間が世の中にいることを体で覚えると、悪童や不良と呼ばれる子ども達も環境的に矯正されることがあるので、教育、しつけの方法の選択肢にもなりえます。

但し、合うか合わないかはハッキリしており、合わない場合、心が折れたり、歪んでしまい、自分より弱いものに隠れて、または分からないようにイジメるようになるリスクもあります。

なにせ多くの人間は自分がやられたらやり返すの思考ですし、子どもなら自分がやられたことは自分もやって良いと考えるようになりやすいからです。

体育会系の部活でしごきやおかしな伝統が継続するのもそれが理由の一つです。

自分が大変な目にあったから、後輩にはそういう思いをさせたくない、という善良で心優しい人がいたとしても、伝統というのはそれが良いか悪いかに関わらず変えにくく続いてしまう流れと強制力があります。

例えば、「昔はもっと厳しかった」「最近は甘い、ぬるい」などの話し方をする人がいます。

そういう人は、自分が厳しいのに耐えたことを自慢したい人、自信の拠り所にしている人であり、例えそれが理不尽でも、いや理不尽だからこそ維持したくなるものです。

ここら辺の思考は、業界人の寝てないアピールや不摂生アピール、ヤンキーの武勇伝アピールと似ているかもしれません。

一般人にはそれがスゴイとか、良いとは思わず引くような内容でも、同じ価値観を持つ者同士ではそれは賞賛されることであり、マウントを取ることができるというような感じです。

そのため非合理で理不尽な伝統であっても長く続いたりします。

その流れから抜け出すにはそれだけの力を持つか、自分で新たに立ち上げ、同じ思想の仲間を集め、それが合う生徒さんだけを入会させるようにするかだと思います。

ただ、時代や世の中の風潮と合わないと色々批判されたり陰口をたたかれますが、それを気にせず通す信念と覚悟も必要になります。

隠れたブラック指導者、ブラック道場に気を付けろ!本当に取り返しのつかないことになります!

個人的には指導が厳しい道場、先輩が怖い道場はブラックだとは思いません。

というよりフルコンタクトの武道で強くなり、試合に勝ち、上位入賞を目指すなら最初からそれなりの覚悟を持つべきです。

特に上位入賞者を毎回輩出している強豪道場には猛者が集まってきますし、練習メニューもその猛者達がさらに強くなることを基準としていますので、それも理解しておく必要があります。

もし強豪道場でなかったとしても、厳しい所は、見学に行くだけでもすぐに分かると思いますので、後から知らなかったということにもならないはずです。

それよりも個人的に気を付けた方が良いと考えているのは、

・それが体を壊すリスクが高いことを知らずに伝統だからと続けている所

・合理的な説明や根拠がない精神論、根性論が正しいとまかり通っている所

です。

例えば、冒頭で書いた

・水を飲むな

も、もし現代で続けているならブラックだと感じます。

また

・うさぎ跳びをさせる所

があれば、

「えっ、未だにそれをしている所があるの?関節を壊したり筋肉を痛めるリスクを知っているのかなぁ」

と思います。

ウサギ跳びはいつ頃から行われなくなったのか|稲毛整形外科

他にも得られるトレーニング効果よりも体を壊すリスクの高い筋トレはいくらでもあります。

さらに

・ストレッチについての正しい知識がない所

も取り返しのつかないことになります。

例えば、

・逆正座

です。

空手では上段回し蹴りをするために逆正座をさせる所が多かったと聞きます。

ただ逆正座は股関節が硬い人が行えば、負荷が膝に集中して、遅かれ早かれ膝に痛みが出たり、後年膝に障害が出る要因になります。

それに空手の上段回し蹴りには逆正座は意味がなかったと、YOUTUBEで2万人以上のフォロワーを持つ空手指導者が解説していますし、私自身自らの体験からもそれが正しいと思っています。

ということで、

・他にも得られるトレーニング効果よりも体を壊すリスクの高いメニューを続けている所

・指導者が新たなトレーニング理論や体のことを勉強せず、ただ伝統だからとリスクがあることを知らずやらせている所

は隠れたブラック道場だと思います。

これは武道に限らずスポーツでも同じですね。

そして、これは私自身の体験と実際に見聞きしてきた事例から言えることですが、

「フルコンタクトの武道では、組手などの練習で相手から打撃を受けて怪我をするよりも、無茶なトレーニングや誤った筋トレ、ストレッチなどで自分の関節や筋を壊し痛みを抱えるようになったり、劣化させて故障させたりなどの方が多い」

と思います。

また、脅すようで申し訳ないですが、こういう痛みを抱えたり、故障を抱えると、それが生涯に渡って続くことがあります。

特にそれは上位にいくほど顕著ですし、選手寿命が短く、選手年齢の若年化、早期引退が進んでいる競技(フィギュアスケート、バレエ、新体操、テコンドー)などには特に当てはまりますのでお気を付けください。

ちなみにある新体操選手はオリンピックでメダルを取るために体を酷使し、20代で引退した後、40年以上ずっと体の痛みに悩まされ続けていると本に書いてあったのが印象的です。

ブラック道場、ブラックスポーツ教室を見抜き大事な子どもの体を守る方法とは?!

この隠れブラック道場、隠れブラックスポーツ教室を見抜くには、生徒自身、または親御さんが道場に任せきりにするのではなく、

・その武道について

・その武道の特性について

・その武道経験者がどのような怪我や故障をしやすいのか

・その武道教室の練習メニュー、指示するトレーニング内容はどのようなリスクがあるのか

自ら調べて勉強することです。

勉強と言っても難しい本を読む必要はなく、今の時代ネット検索するだけで一番上にはAIが自動で情報を集めて回答してくれます。

これならお金もかからず1分ほどで済みます^^

もしさらに勉強したければいくつかの無料ブログを読んだり、YOUTUBEの無料動画を見るだけです。

これも無料ですし、空いた隙間時間でできることです。

そして、こうやって基礎知識を身につけた後は、指導員に納得いくまで質問をすれば良いと思います。

ちなみに当教室では生徒さんや親御さんからの質問には、クラス中、クラスの前後だけでなく、24時間いつでもLINEにて受付け、回答するようにしています^^

子どもを通わせることを検討している道場や教室が、

・こういう質問を嫌がったり、めんどくさがる所なのか?

・その回答内容は合理的、または納得できるものなのか?

などからもそことの相性が分かりますし、大事なお子さんを安心して通わせることができるかどうかの判断基準にもなります。

近さだけで選んでいないですか?子どもにあった武道教室の見つけ方^^

ということで、色々書きましたが、子どもに何か武道やスポーツを習わせようとお考えの方は、ブラック道場やブラック教室で失敗して後悔しないためにも

・事前によくネットで情報を調べる

・実際に通っている人、通っていた人の話を聞く

・体験レッスンを受けて教室や指導者の雰囲気や相性をしっかりと確認する

ということを強くお勧めします。

特に習い事は家から近い所を基準にされることが多いですが、10分、15分ぐらいの違いなら本当に合った所に通った方が間違いなく良いです。

またお子さんが体験レッスンを受ける場合、最初の印象というのはかなりインパクトが強く、後にも残りますので、近い所から体験とすると、最初の印象が悪いともうその武道自体嫌となってしまうこともあります。

そのため事前に情報収集した中で、本命の所から体験されることをお勧めします。

以上、知らずにブラック道場に入ってしまい後悔することがないように、ブラックな事例、隠れたブラック道場の見抜き方、子どもに合った武道教室の見つけ方についてお伝えしました。

この記事が、あなたの大事なお子さんが目的に合い、相性の合う指導者と仲間達がいる武道教室を見つけ、楽しく通っていただくのに役立てば嬉しく思います^^

追伸

当教室では目的とのミスマッチを防ぐために方針やポリシーをホームページにも明確に打ち出しています。

また体験レッスンをご希望の方に、事前に目的や親御さんが期待されていることをお伺いし、当教室でお応えするのが難しい時にはハッキリと率直にそれを伝えています。

さらに体験レッスンを受けた方に、こちらから勧誘、営業することも一度もしていませんし、今後もしません。

お問い合わせでは何でも聞いていただけますし、体験レッスンも安心して受けていただけます^^

テコンドー春日井教室体験レッスンバナー大

LINEからのお問い合わせ、体験レッスンのご予約も24時間受付中ですので、時間を気にせずメッセージください^^

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