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テコンドー春日井教室の代表指導員が初めて通ったテコンドークラスについて

テコンドー春日井教室の代表指導員が初めて通ったテコンドークラスについて

少し昔話をさせていただきます。

代表指導員がテコンドーに興味を持ったきっかけは2つあります。

まず1つ目は高校生の時に見た映画『酔拳2』のラスボスことロー・ワイコン氏の片脚を上げたままの連続蹴りや片脚を天井に向かって垂直に上げて立ったまま180度開脚してポーズを取る姿に憧れたことです。

そして2つ目は同じく高校生の時にSNKのアーケードゲーム『餓狼伝説2』『餓狼伝説スペシャル』のテコンドー使いのキャラ『キム・カッファン』の乱舞系超必殺技『鳳凰脚』のカッコ良さに憧れてドハマりしていたことです。

この頃は毎日学校帰りにゲーセンに通ってストⅡなど対戦系格闘ゲームをしていましたが、餓狼伝説2が出てからは

友人とお金を出し合って家庭用ネオジオ(本体58000円、ソフト約3万円と高額)を購入してプレイしていたぐらいハマってました。

当時は対戦型格闘ゲームが一番盛り上がっていた頃だと思いますが、リアルの格闘技でも『K-1』格闘技イベントが人気で、その創立者である石井和義館長の正道会館空手道場が名古屋にできたこともあり、格闘ゲーム好きの友達の何人かはそこに通ってました。

そして大須の商店街にある武道用品店『公武堂』さんに行きISAMIさんのお値打ちな『足のプロテクター』と『腕のサポーター』を買って、たまに体育館に集まり異種格闘戦と言いながら組手遊びをしていました。

この頃は完全に見よう見まねで、テコンドーでも空手でもない、ただ手足をバタバタさせてるだけでした。(笑)

その後、高校3年生になり大学も指定校推薦でほぼ決まっていたこともあり、テコンドーを習いに行きたいなぁと思っていたのですが、当時はインターネットでサクッと検索して口コミもチェックなんて便利な時代ではなくタウンページを見たり、人づての情報だったり、格闘雑誌の広告欄を見たりなど情報集めも大変でした。

特にテコンドーは今よりさらにマイナーで情報も少なくどこで習えるのか?春日井市や名古屋市内で道場があるのか?も分かりませんでした。

そんな中、春日井市内で、たまたま通りかかった所にテコンドーと看板に書かれている所を見つけました。

正確には、テコンドー以外にも空手や合気道などの文字が書かれており、複数の武道クラスを開催している所でした。

ただやっと見つかった手がかりですので、足を運んで問い合わせに行きました。

道場の入り口近くにはオーナーさんが座っており、話を聞いてみますと、予想外の状況でした。

それは要約しますと

・少し前に韓国人の師範が帰国してしまいいつ戻ってくるか分からない

・現在5人の生徒が残っており自主練を続けている

・今まで時々別の道場から指導アシスタントに入っていた日本人の先生がおり、次いつ来るかは未定だが来た時には指導を受けられる

・もしそれでも良ければ入会して自主練は可能

・但し月謝の額はそのままで減額なし

というものでした。

当時は私は日本のテコンドー界の状況を全く知らない状態でしたが、後になって色んな道場の方に話を伺いますと、その頃は韓国人師範が帰国してしまうということは珍しいことではありませんでした。

やはり韓国人師範も生活がかかっており、日本での指導はいわゆる出稼ぎですので、生徒さんの数が減れば収入も減り、一定以下の数になると見切りをつけて帰ってしまうようでした。

また、別のお話では、韓国人師範が日本での生活に馴染みにくかったというのもあるようでした。

今でこそ韓国はK-POPグループ、韓流スターによる韓国ドラマなどエンターテインメントで韓流ブームを巻き起こし、日本を含め海外でも人気があるのですが、それ以前はどうだったのかを思い返してみますと、色々と苦労をされていらっしゃったのかもしれないなぁ、と思います。

ということでせっかくテコンドーを習えるかもと思った所は先生不在の状況でした。

それでどうしたのかと言えば、、、

入会を決めました。

先生がいらっしゃらない中、週1回自主練をするのに月の月謝は4~5000円(ハッキリとした額は忘れました)

当時はそれだけテコンドーを習いたいという気持ちが強かったのです。

そして最初のクラスというか自主練に行きますと残っていた5人の先輩生徒さん達は皆驚いていました。

「よく先生いないのに入ったね!」

と。

その5人が残っていたのはやはり一緒に練習してきた仲間との絆があったことと、自分の好き勝手な練習ができるからとのことでした。

確か1人はブルースリーが大好きでジークンドーといいますか、そのベースとなった詠春拳の型を真面目に練習していましたし、もう1人の方は空手茶帯でこの自主練クラスを取りまとめていました。

このクラスに通ったのは高校を卒業するまでの数か月の間でしたが、この空手茶帯の先輩には、お互い格闘ゲーム好き、ハーレー系のアメリカンバイク好きということでよくしていただきました。^^今でも感謝しています。ありがとうございます。^^

ということで本当に昔の思い出語りになってしまい申し訳ないですが、当時はテコンドー教室を探すのが本当に大変だということは伝わったのかなと思います。

きっと今どきの子どもはネットがない世の中というは想像もつかないと思います。

そう考えますと今の時代はググればすぐに教室の情報も口コミ情報も出てきますし、チャットのAIを使いこなしている方はご自身に合った教室をそれで見つけているのかもしれません。

このブログ記事を読んでくださっている方がご自身に合った教室を見つけ通われること、または通われていることを願っています。^^

追伸1

もしかしたら日本人の指導員がいらっしゃるかも、と期待して楽しみにしていましたが、結局一度もいらっしゃいませんでした。(^^;

ということで初めてのテコンドークラスでは一度も指導員からの指導は受けられなかったことになります。(^^;

それでもテコンドーの道着を着て、サンドバッグを蹴っていただけでもそれなりに楽しかったですし、良い思い出となっているのはやはり良き先輩、クラスメートに恵まれたからだと思います。^^

追伸2

武道教室に通うのが初めてという方が、どのようにご自身合う所を探したら良いのかについては、Q&Aページの全般的な質問の所でも回答していますので、よろしければご覧になってください。^^

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